みすず書房

野田正彰

のだ・まさあき

1944年、高知県生まれ。北海道大学医学部卒業。長浜赤十字病院精神科部長、神戸市外国語大学教授などを経て、2004年度より関西学院大学教授。専攻は比較文化精神医学。主な著書に『コンピュータ新人類の研究』(文藝春秋1987、大宅壮一ノンフィクション賞)、『喪の途上にて』(岩波書店1992、講談社ノンフィクション賞)、『紊乱のロシア』(小学館1993)、『庭園に死す』(春秋社1994)、『災害救援』(岩波新書1995)、『わが街 東灘区森南町の人々』(文藝春秋1996)、『戦争と罪責』(岩波書店1998)、『聖ロシアの惑乱』(小学館1998)、『気分の社会のなかで』(中央公論新社1999)、『国家に病む人びと』(中央公論新社2000)、『犯罪と精神医療』(岩波現代文庫2002)、『させられる教育』(岩波書店2002)、『背後にある思考』(みすず書房2003)、『共感する力』(みすず書房2004)、『陳真——戦争と平和の旅路』(岩波書店2004)、『砂漠の思想——リビアで考えたこと』(みすず書房2005)、『この社会の歪みについて』(ユビキタ・スタジオ2005)、『なぜ怒らないのか』(みすず書房2005)、『子どもが見ている背中』(岩波書店2006)、『見得切り政治のあとに』(みすず書房2008)、『虜囚の記憶』(みすず書房2009)、『教師は二度、教師になる』(太郎次郎社エディタス2009)、『現代日本の気分』(みすず書房2011)など。