国立病院機構仙台医療センター臨床研究部ウイルス疾患研究室長。1955年山形県に生まれる。1984年山形大学医学部医学科卒業。医学博士。山形大学医学部細菌学教室助手を経て1994年4月から米国National Research Councilのフェローとして、米国ジョージア州アトランタにある米国疾病制御予防センター(CDC)のインフルエンザ部門に留学、その後同部門の客員研究員。1996年12月に帰国後、国立感染症研究所ウイルス一部主任研究官を経て、2000年4月より現職。専門は呼吸器系ウイルス感染症、特にインフルエンザ。訳書に、クロスビー『史上最悪のインフルエンザ──忘れられたパンデミック』(みすず書房、2004)、ニュースタット/ファインバーグ『豚インフルエンザ事件と政策決断──1976 起きなかった大流行』(時事通信出版局、2009)、ゲッツ『インフルエンザ感染爆発』(金の星社、2005)。絵本の翻訳に、メイヒュー「ケイティ」シリーズ、コーワン「ヒッポ先生」シリーズ(いずれもサイエンティスト社)がある。
西村秀一
にしむら・ひでかず