みすず書房

南條郁子

なんじょう・いくこ

翻訳者。お茶の水女子大学理学部数学科卒業。訳書に、マクシム・シュワルツ『なぜ牛は狂ったのか』(共訳・紀伊國屋書店、2002)、カール・サバー『リーマン博士の大予想——数学の未解決最難問に挑む』(紀伊國屋書店、2004)、イーヴァル・エクランド『偶然とは何か』(創元社、2006)『数学は最善世界の夢を見るか?——最小作用の原理から最適化理論へ』(みすず書房、2009)『予測不可能性、あるいは計算の魔——あるいは、時の形象をめぐる瞑想』(みすず書房、2018)、ローラン・プリューゴープト『アルファベットの事典』(創元社、2007)、デイヴィッド・ムーア他『実データで学ぶ、使うための統計入門──データの取りかたと見かた』(共訳・日本評論社、2008)、スティーヴン・ストロガッツ『ふたりの微積分——数学をめぐる文通からぼくが人生について学んだこと』(岩波書店、2012)、ジェームズ・フランクリン『「蓋然性」の探求——古代の推論術から確率論の誕生まで』(みすず書房、2018、2018年度第55回日本翻訳文化賞受賞)、C・D・ラクストン/N・コルグレイヴ『生命科学の実験デザイン』(共訳・名古屋大学出版会、2019)、アンリ・ポアンカレ『科学と仮説』(筑摩書房、2022)ほか。