みすず書房

新妻昭夫

にいづま・あきお

1949年、札幌に生まれる。北大ヒグマ研究グループ出身。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。専攻は動物学、博物学史など。恵泉女学園大学教授、同大学園芸文化研究所所長をつとめた。2010年11月9日、下咽頭癌で死去。
著書に、『種の起原をもとめて』(第51回毎日出版文化賞受賞、朝日新聞社、1997)、『ダーウィンのミミズの研究』(絵=杉田比呂美、福音館書店、2000)など。訳書に、A・R・ウォーレス『マレー諸島』(ちくま学芸文庫、1993)、同『熱帯の自然』(共訳、平河出版社、1987)、A・C・ブラックマン『ダーウィンに消された男』(共訳、朝日新聞社、1984)、S・J・グールド『フラミンゴの微笑』上下(早川書房、1989)、同『神と科学は共存できるか?』(共訳、日経BP社、2007)、E・マイア『進化論と生物哲学』(共訳、東京化学同人、1994)、G・ホワイト『セルボーンの博物誌』(小学館地球人ライブラリー、1997)、R・マッシュ『新版 恐竜の飼いかた教えます』(共訳、平凡社、2009)など。