みすず書房

中村隆文

なかむら・たかふみ

1974年生まれ。千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了。千葉大学特任教員、鹿児島工業高等専門学校専任講師、同准教授、釧路公立大学経済学部准教授、神奈川大学外国語学部准教授を経て、2020年より神奈川大学国際日本学部教授。博士(文学)。著書『不合理性の哲学──利己的なわれわれはなぜ協調できるのか』(みすず書房 2015)『カラスと亀と死刑囚──パラドックスからはじめる哲学』(2016)『自信過剰な私たち──自分を知るための哲学』(2017)『「正しさ」の理由──「なぜそうすべきなのか?」を考えるための倫理学入門』(以上ナカニシヤ出版 2018)『リベラリズムの系譜学――法の支配と民主主義は「自由」に何をもたらすか』(みすず書房 2019)『世界がわかる比較思想史入門』(ちくま新書 2021)『スコッチウイスキーの薫香をたどって──琥珀色の向こう側にあるスコットランド』(晃洋書房 2021)『物語 スコットランドの歴史──イギリスのなかにある「誇り高き国」』(中公新書 2022)『なぜあの人と分かり合えないのか──分断を乗り越える公共哲学』(講談社選書メチエ 2024)『スコットランド道徳哲学――感情主義・自然主義・歴史主義』(みすず書房 2025)ほか。訳書『ハイエク全集II-4 哲学論集』(共訳、春秋社 2010)。