みすず書房

中村唯史

なかむら・ただし

1965年北海道生まれ。東京大学大学院人文科学研究科露語露文学専攻博士課程退学、90-92年モスクワ大学留学。93年より山形大学教養部講師、同人文学部准教授・教授をへて、 2015年より京都大学大学院文学研究科教授。専門はロシア文学・ソ連文化論。共編著に『再考ロシア・フォルマリズム──言語・メディア・知覚』(2012、せりか書房)『映像の中の冷戦後世界──ロシア・ドイツ・東欧研究とフィルム・アーカイブ』(2013、山形大学出版会)、訳書に、イサーク・バーベリ『オデッサ物語』(1995、群像社)、ヴィクトル・ペレーヴィン『恐怖の兜』(2006、角川書店)、『トルストイ ポケットマスターピース04』(共訳、2016、集英社文庫)、『トレブリンカの地獄 ワシーリー・グロスマン前期作品集』(共訳、2017、みすず書房)等。