みすず書房

中村隆之

なかむら・たかゆき

1975年、東京生まれ。早稲田大学法学学術院准教授。フランス語を主言語とする環大西洋文学、広域アフリカ文化研究、批評と翻訳などを行う。著書に『エドゥアール・グリッサン──〈全-世界〉のヴィジョン』(岩波書店、2016)『野蛮の言説──差別と排除の精神史』(春陽堂書店、2020)。訳書にエメ・セゼール、フランソワーズ・ヴェルジェス『ニグロとして生きる──エメ・セゼールとの対話』(共訳、法政大学出版局、2011)、エドゥアール・グリッサン『フォークナー、ミシシッピ』(インスクリプト、2012)『ダヴィッド・ジョップ詩集』(編訳、夜光社、2019)、アラン・マバンク『アフリカ文学講義』(共訳、みすず書房、2022)などがある。