みすず書房

ウィリアム・ノードハウス

イェール大学経済学教授。専門はマクロ経済と環境。気候温暖化を抑制するための科学、経済学、政策を統合したDICEモデル、RICEモデルを構築。アメリカ経済学会会長、イェール大学学長、カーター政権の大統領経済諮問委員なども歴任。2013-15年にはボストン連邦準備銀行議長を務めた。2018年ノーベル経済学賞を受賞。受賞理由は「気候変動をマクロ経済分析に統合した業績」。邦訳 『気候カジノ』(藤﨑香里訳、日経BP、2015)『地球温暖化の経済学』(室田泰弘・山下ゆかり・高瀬香絵訳、東洋経済新報社、2002)『サムエルソン経済学』(P・サムエルソンとの共著、都留重人訳、岩波書店、1992)『グリーン経済学』(江口泰子訳、みすず書房、2023)ほか。