みすず書房

魯金

ろ・きん

1924年マカオ生まれ。本名は梁濤。広東、香港、マカオ等の新聞社で50年にわたりジャーナリズムに従事。抗日戦争後に香港に定住し、以後香港の歴史や民間の習俗について著述活動を行う。著書に『九龍城寨簡史』(『九龍城寨の歴史』倉田明子訳、みすず書房)『香港掌故』『港人生活望後鏡』『中区街道的故事』『妙言廟宇』『香港廟趣』『魯金札記 中國民間羅漢小史』『香江旧語』、編著に『香港街道命名考源』『九龍街道命名考源』など。三聯書店(香港)から刊行された「古今香港シリーズ」では編集長を務めた。1995年没。