みすず書房

ジェームズ・ジョル

James Joll

1918-94。イングランドに生まれる。ボルドー大学とオックスフォード大学ニュー・カレッジで数育を受ける。第二次世界大戦のとき、イギリス陸軍の司令部に勤務し、特別作戦に従事(歩兵科)。戦後直ちにニュー・カレッジに復帰し、フェロー兼政治学および現代史の講師となる。1951年、新設のセント・アントニーズ・カレッジのフェロー兼副学長に選ばれる。同時に現代史および政治学の講座を担当。1967年、ロンドン大学のスクール・オブ・エコノミックス・アンド・ポリティカル・サイエンスに招かれ、サー・チャールズ・ウェヴスター(Sir Charles Wevster)、W. N. メドリコット(Medlicott)の後任として、国際関係史の教授(Stevenson Professor of International History)に就任、1981年退職、その間、客員教授として、スタンフォード大学(1958)、ハーバード大学(1962)、東京大学(1964)、プリンストン高等研究所(1953、1971)などから招かれ、1977年以降、ブリティッシュ・アカデミー会員。