みすず書房

キャス・サンスティーン

Cass R. Sunstein

1954年生まれ。法学者。専門は憲法、行政法、環境法。27年にわたりシカゴ大学ロー・スクールで教鞭を執り、ハーバード・ロー・スクール(休職中)を経て、現在は米国大統領府の行政管理予算局下に置かれる情報規制問題局の長官を務めている。法学と行動経済学にまたがる領域から、リスク評価、予防原則、費用便益分析まで、多数の著作で示されている関心の幅は広い。邦訳『NOISE』(共著、早川書房,2021)『入門・行動科学と公共政策』(2021)『命の価値』(2017)『恐怖の法則』(以上勁草書房,2015)『最悪のシナリオ——巨大リスクにどこまで備えるのか』(みすず書房、2012、新装版2022)ほか。