みすず書房

坂上香

さかがみ・かおり

ドキュメンタリー映像作家。1965年生まれ。1992年ピッツバーグ大学社会経済開発学修士課程修了。2001年までテレビディレクター。京都文教大学助教授、津田塾大学准教授を経て、2012年より映像作家の活動に専念。主な番組に『僕たちずっと一緒だよね——エイズと生きる家族の一年』(NHKスペシャル、1995)、『隠された過去への叫び——米・犯罪者更生施設からの報告』(NHK BS-1 日曜スペシャル、1998)、『少年が被害者と向き合うとき——米・更生への新たな取組み』(NHK BS-1 日曜スペシャル、1999)ほか。2004年にドキュメンタリー作品『Lifers ライファーズ 終身刑を超えて』を自主製作。ニューヨーク国際インディペンデント映画祭で海外ドキュメンタリー部門最優秀賞を受賞した。著書に『癒しと和解への旅——犯罪被害者と死刑囚の家族たち』(岩波書店、1999)『ライファーズ 罪に向きあう』(みすず書房、2012)。