みすず書房

エレーヌ・シクスー

Hélène Cixous

1937年アルジェリアに生まれる。パリ第8大学ヴァンセーヌ校創立に関わり、女性研究センターを開設。同大学で女性学および文学を講じながら、小説、戯曲、エッセイなど50以上の著作を発表。エクリチュール・フェミニンの論客として注目を集める。日本語訳された著書に『メデューサの笑い』(紀伊國屋書店、1993)『狼の愛——付 ジャック・デリダ「蟻」』(紀伊國屋書店、1995)『ヴェール』(デリダと共著、みすず書房、2014)などがある。