みすず書房

桜井英治

さくらい・えいじ

1961年、茨城県に生まれる。東京大学文学部卒業。同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。北海道大学助教授、東京大学大学院准教授等を経て、現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。博士(文学)。専門は日本中世史、流通経済史。主要な著書に、『日本中世の経済構造』(岩波書店、1996)『日本の歴史12 室町人の精神』(講談社、2001、講談社学術文庫版2009)『破産者たちの中世』(山川出版社、2005)『贈与の歴史学——儀礼と経済のあいだ』(中公新書、2011、第10回角川財団学芸賞受賞)『交換・権力・文化——ひとつの日本中世社会論』(みすず書房、2017)。『網野善彦著作集』全18巻・別巻(共編、岩波書店、2007-9)『岩波講座 日本歴史』全22巻(共編、岩波書店、2013-16)等編集委員。