みすず書房

ベッティーナ・シュタングネト

Bettina Stangneth

1966年生まれの哲学者。ハンブルク大学にて哲学を専攻、イマヌエル・カントと根源悪についての研究で博士号取得。著書Eichmann vor Jerusalem (Arche Literatur, 2011〔『エルサレム〈以前〉のアイヒマン』香月恵里訳、みすず書房〕) で2011年に北ドイツ文化ノンフィクション賞を受賞。『ニューヨーク・タイムズ』はこれを2014年の100 Notable Booksの1冊に選出した。その後も3部作『悪を考える』Böses Denken (Rowohlt, 2016)『嘘を読む』Lügen lesen (Rowohlt, 2017)『醜悪さを見る』Hässliches Sehen (Rowohlt, 2019) が出版され高く評価されている。最新刊は肉体を学ぶ哲学『性の文化』Sexkultur (Rowohlt, 2020)。