みすず書房

シュテファン・ツヴァイク

Stefan Zweig

作家。1881年、オーストリアのウィーンに、ユダヤ系の裕福な紡績工場主の息子として生れる。ウィーン大学で哲学を学び、第一次世界大戦中は、ロマン・ロランとともに反戦平和の活動に従事する。大戦後は、ザルツブルクに住み、数々の作品を発表。ヨーロッパの多くの作家、芸術家と親交を結ぶ。ヒトラーの政権掌握後、ロンドンに亡命。その後アメリカ、さらにブラジルへ移住するが、1942年、第二の妻とともに自ら命を絶つ。伝記小説に、『人類の星の時間』『ジョセフ・フーシェ』『マリー・アントワネット』『メリー・スチュアート』、評論に『昨日の世界』『時代と世界』などがある。