みすず書房

千葉文夫

ちば・ふみお

1949年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科満期退学。パリ第一大学博士課程修了。早稲田大学名誉教授。著書に『ファントマ幻想』(青土社)、『ミシェル・レリスの肖像——マッソン、ジャコメッティ、ピカソ、ベイコン、そしてデュシャンさえも』(みすず書房、第71回読売文学賞〈研究・翻訳賞〉受賞)、編著に『ジャン=ルーシュ』(森話社)、分担執筆に『ストローブ=ユイレ──シネマの絶対に向けて』『クリス・マルケル 遊動と闘争のシネアスト』(以上、森話社)、『引用の文学史』『異貌のパリ』『生表象の近代──自伝・フィクション・学知』『詩とイメージ──マラルメ以降のテクストとイメージ』(以上、水声社)、『文化解体の想像力』『時代劇映画とはなにか』(以上、人文書院)、訳書に、レリス『角笛と叫び』(青土社)、同『ミシェル・レリス日記』(みすず書房)、同『縫糸』(「ゲームの規則」III、平凡社)、スタロバンスキー『オペラ、魅惑する女たち』、ドゥレ『リッチ&ライト』(以上、みすず書房)、シュネデール『グレン・グールド 孤独のアリア』、同『シューマン 黄昏のアリア』、オーデル編『プーランクは語る』(以上、筑摩書房)、クロソフスキー『古代ローマの女たち』(平凡社ライブラリー)、マセ『最後のエジプト人』(白水社)、『マルセル・シュオッブ全集』(共訳、国書刊行会)、ジャンケレヴィッチ『夜の音楽』(共訳、シンフォニア)などがある。