みすず書房

竹内信夫

たけうち・のぶお

1945年生まれ。東京大学文学部助手、明治学院大学専任講師、東京工業大学助教授、東京大学教養学部教授、東京大学大学院総合文化研究科教授を歴任。現在、東京大学名誉教授。フランス近代詩、とくにマラルメの専門的研究にしたがう傍ら、19世紀西欧の東洋学史を比較文化学的視点から研究。空海および日本悉曇学史にも関心をもつ。上記の研究分野における研究論文の他に、著書として『空海入門——弘仁のモダニスト』(ちくま新書、1997)、訳書として、メショニック『詩学批判——詩の認識のために』(未來社1982,1998)パンゲ『自死の日本史』(筑摩書房 1986)ルイ・デュモン『インド文明とわれわれ』(共訳、みすず書房1997)レヴィ=ストロース『みる きく よむ』(みすず書房 2005)他がある。