みすず書房

高橋睦郎

たかはし・むつお

1937年北九州市生まれ。1959年、最初の詩集『ミノ あたしの雄牛』を刊行。以降、詩を中心に、短歌、俳句、小説、能、狂言、浄瑠璃などあらゆる分野で実作。詩集『王国の構造』(藤村記念歴程賞)、句歌集『稽古飲食』(読売文学賞)、詩集『兎の庭』(高見順賞)、『旅の絵』(現代詩花椿賞)、『姉の島』(詩歌文学館賞)、『永遠まで』(現代詩人賞)。また東西の古典を独特の視点で読み直す、評論・エッセイにも『読みなおし日本文学史 歌の漂泊』(岩波新書)、『漢詩百首 日本語を豊かに』(中公新書)、『詩心二千年 スサノヲから3.11へ』(岩波書店)、『和音羅読 詩人が読むラテン文学』(幻戯書房、鮎川信夫賞)などがある。