1948年生まれ。フランスの科学史家。高校で哲学を教えた後、国立自然史博物館准教授に任命され、アレクサンドル・コイレ・センター副所長、国立自然史博物館の人間・自然・社会部門のメンバーとなる。2004年から、科学史・科学哲学の教授として後進の指導、常設展示と特別展の企画に加わった。2008年退官後は、研究、執筆、講演の日々を送っている。著書に『エコロジーとその歴史』(ミシェル・セール序文、1993)『哲学者の植物標本』(2008)など。2014年、『昆虫の哲学』(2014〔辻由美訳、みすず書房、2016〕)によりアカデミー・フランセーズの「モロン・グランプリ」を受賞。
ジャン=マルク・ドルーアン
Jean-Marc Drouin