みすず書房

外山健太郎

とやま・けんたろう

ミシガン大学情報学部W. K. ケロッグ准教授、マサチューセッツ工科大学「倫理と変革の価値観のためのダライ・ラマ・センター」フェロー。2005年にマイクロソフト・リサーチ・インドを共同設立し、2009年まで副理事を務めた。同研究所では「新興市場のためのテクノロジー研究班」を立ち上げ、世界でも特に貧しい地域の人々がエレクトロニクス技術とどのように触れ合うかを研究して、テクノロジーが社会経済的発展を支援する新しい方法を開発した。同研究班は数々の賞を受賞。その成果には、MultiPoint, Text-Free User Interfaces, Digital Greenなどがある。著書に、Geek Heresy: Rescuing Social Change from the Cult of Technology (PublicAffairs, 2015 〔『テクノロジーは貧困を救わない』松本裕訳、みすず書房、2016)。