みすず書房

田邉恵子

1988年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門はドイツ思想。現在、新潟大学人文学部准教授。著書に『一冊の、ささやかな、本――ヴァルター・ベンヤミン『一九〇〇年ごろのベルリンの幼年時代』研究』(みすず書房、2023年)。『論文に「「カワウソのもとがわたしの家だった」――ベンヤミン『1900年ごろのベルリンの幼年時代』における居住のモティーフ」(『ドイツ文学』第160号、2020年)ほか。翻訳にアーヴィング・ウォールファース「救出 対 弁明――ベンヤミン「夢のキッチュ」について」(『思想』第1131号、2018年)ほか。