たにぐち・しげる
1933-2021。ドイツ文学者・宗教学者・小説家。明治学院大学名誉教授。著書に『若き医師の告白』(新潮社)『フランツ・カフカの生涯』(潮出版社)『宗教の人間学』(東京大学出版会)、編著に『内なる声の軌跡――劇作家ヘッベルの青春と成熟』(冨山房)などがある。訳書はローレンツ『鏡の背面』『人間性の解体』『自然界と人間の運命』(以上、思索社)『カフカの日記』([新版]みすず書房)ほか多数。