1805-1859。フランスの政治思想家・法律家・政治家。ノルマンディの貴族に生まれたが、フランス革命で親族が多数処刑され、一生、リベラリズムの研究に没頭する。アメリカの視察が大きな影響を与えた。裁判官からキャリアをスタートさせ、国会議員から外務大臣まで務め、三つの国権(司法・行政・立法)すべてに携わった。主著『アメリカのデモクラシー』(①1835、②1840。翻訳は松本礼二訳、岩波文庫全4冊ほか)『旧体制と大革命』(1856。翻訳は小山勉訳、ちくま学芸文庫)のほか『フランス二月革命の日々 トクヴィル回想録』(喜安朗訳、岩波文庫)など。
アレクシス・ド・トクヴィル
Alexis de Tocqueville