みすず書房

矢野久美子

やの・くみこ

1964年に生まれる。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了。フェリス女学院大学国際交流学部教授。思想史専攻。著書に、『ハンナ・アーレント、あるいは政治的思考の場所』(みすず書房、2002)、『ハンナ・アーレント——「戦争の世紀」を生きた政治哲学者』(中公新書、2014)、『アーレントから読む』(みすず書房、2024)。訳書に、アーレント『アーレント政治思想集成』全2巻(共訳、みすず書房、2002)『反ユダヤ主義――ユダヤ論集 1』『アイヒマン論争――ユダヤ論集 2』(共訳、みすず書房、2013)、ヤング=ブルーエル『なぜアーレントが重要なのか』(みすず書房、2008)、『ハンナ・アーレント――〈世界への愛〉の物語』(共訳、みすず書房、2021)ほか。