みすず書房

山内朋樹

やまうち・ともき

1978年兵庫県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程指導認定退学の後、京都教育大学准教授。庭師。専門は美学・庭園論。ジル・クレマンを軸に広く庭園の思想と実践を考察している。また、在学中に庭師をはじめ、研究の傍ら独立。生活圏の片隅に息づく最小単位の生態系の観察から現代の庭園の可能性を探るほか、庭園の石組を観察者の身体と相関的な構造体として分析するプロジェクトを進行中。訳書 クレマン『動いている庭』(みすず書房、2015)ほか。