みすず書房

山本雄二

やまもと・ゆうじ

1953年生まれ。1986年京都大学教育学研究科博士後期課程退学。1986年京都大学教育学部助手を経て、87年より関西大学。現在、関西大学教授。著書『ブルマーの謎――〈女子の身体〉と戦後日本』(青弓社、2016年)。訳書 J・フィスク『抵抗の快楽――ポピュラーカルチャーの記号論』(世界思想社、1998年)、S・J・ボール編著『フーコーと教育――〈知=権力〉の解読』(勁草書房、1999年、監訳)、G・H・ミード『精神・自我・社会』(みすず書房、2021年)。論文「ドキュメントを読む――いじめ自殺訴訟判決を例に」(『教育社会学研究』2009年)、「儀礼=神話空間としての学校」(単著)『教育文化を学ぶ人のために』稲垣恭子編(世界思想社、2011年)、「〈教育と暴力〉再考――デュルケムとの対話を通して――」『〈教育〉を社会学する』北澤毅編(学文社、2011年)、「概念の変形と理論の不幸――G. H. ミードのgeneralized otherを巡って」(『関西大学社会学部紀要』2016年)などがある。