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死海写本<品切>

DEAD SEA SCROLLS, 1947-1967


死海写本の発見は、今世紀最大の考古学的事件と言っても過言ではなかろう。第二次世界大戦直後の1947年、パレスチナの死海沿岸の洞穴から偶然発見されたこの古文書はただちに一部の専門学者に衝撃を与えたが、やがて発掘・解読の進展にともない欧米の一般知識人にも一大センセイションを巻き起こすに至った。本書は、エッセネ派の書き物と想定されるこの古文書の解読をめぐって展開する壮大な知的ドラマを追跡・詳述したものである。著者はこの写本群を文化史・宗教史に位置づけながら、その意味と価値を明らかにしてゆく。

「ウィルスンにとって、死海写本が与える歴史の視野は、古代エッセネびとたちの運動がキリスト教において最高潮に達する感動的なドラマであった。と同時にそれは、ユダヤ=キリスト教の伝統が20世紀の今日に現前されている人間のドラマでもあったはずである。2000年の人間の苦闘を越えて、この写本が現代の戦乱のパレスチナに姿をあらわしたこともその解読をめぐって闘われる学者たちの論戦も、ヘミングウェイの闘牛に似る激烈な人間劇とウィルスンは見た」(訳者あとがき)


目次


はじめに
死海からの写本 一九五五年
I サムエル大主教
II エッセネ宗団
III 修院
IV 義の教師
V ルナンは何を言いたかったか
VI ヤディン将軍

一九五五-一九六七年
まえがき
I 論争
II 外典創世記
III 詩篇
IV ナホム書注解
V ジョン・アレグロ
VI 銅の巻物
VII いくつかの聖書本文
VIII 証言集
IX ヘブル人への手紙
X マサダ
XI 疑わしい文章

「前夜祭」 一九六七年
I タトゥー
II パレスチナ人
III 二つのエルサレム
IV 新イスラエル国立博物館
V ヤディンおよびフルッサーとの対談
VI 出発

六月戦争と神殿の巻物
総体的な反省
付録

訳者あとがき
索引


著訳者略歴

エドマンド・ウィルソン
Edmund Wilson

1895年ニュージャージー州に生まれる。1916年、プリンストン大学卒業。スコット・フィッツジェラルドと同期。第一次世界大戦従軍後、雑誌『ヴァニティ・フェア』『ニュー・リパブリック』の編集に参加。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
桂田重利
かつらだ・しげとし

1922年鳥取県に生まれる。1945年広島文理科大学英文科卒業、神戸市外国語大学、奈良女子大学、関西学院大学教授を経て、活水女子大学教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「死海写本」の画像:

死海写本

「死海写本」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/376頁
定価 4,104円(本体3,800円)
ISBN 4-622-00181-0 C1022
1979年9月1日発行
<ただいま品切です>