ミッシング・リンクの謎【新装版】
ADVENTURES WITH THE MISSING LINK

判型 | 四六判 |
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定価 | 3,850円 (本体:3,500円) |
ISBN | 978-4-622-00210-9 |
Cコード | C1022 |
発行日 | 1974年5月20日 |
備考 | 現在品切 |

ADVENTURES WITH THE MISSING LINK
判型 | 四六判 |
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定価 | 3,850円 (本体:3,500円) |
ISBN | 978-4-622-00210-9 |
Cコード | C1022 |
発行日 | 1974年5月20日 |
備考 | 現在品切 |
1924年、南アフリカのタウングで出土した一個の頭蓋が語る人類進化の謎。スリリングな発見物語。
今日でこそ、アウストラロピテクスは地球最古の人類として、人類学教科書の冒頭に詳しく記載されるようになり、南アフリカはいわば人類学のメッカと目されるほどになっているが、1925年に、田舎の無名の解剖学者であった本書の著者レイモンド・ダートが、はじめて若い頭蓋の発見を発表して以来10年以上の間は、完全に無視された存在であった。
圧倒的な四面楚歌のなかで、30年間自説を守り通し、偏屈とまで評されたその強靱な性格と、いざ自説が証明されたとたんに新しい研究をいっさい第三者の手に委ね、愛着による結論の歪曲をみずから予防した科学精神とに対して、今世紀の人類学は、はかり知れないものを負っている。人類とことばの起源について、重要な情報に富む20世紀の偉大な発見のスリリングな現場報告である。
はじめに
序文
1 石灰岩の秘密
2 猿人か人猿か
3 生きた脳から骨の化石へ
4 タウングス・ベビーの初舞台
5 疑う者と信ずる者
6 化石から生きた人間へ
7 骨のでる谷
8 ブール移民から人猿へ
9 最古の殺人
10 ハイエナ神話
11 骨は語る
12 サルとヒトと
13 ヒトの歩んだいばらの道
14 どうしてヒトは立ち上がったか
15 ことばの起源
16 未来を語る過去
エピローグ
訳者あとがき
新版への訳者あとがき(1995)
参考文献抜萃