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アドルノ=クシェネク往復書簡<品切>

THEODOR W.ADORNO UND ERNST KRENEK BRIEFWECHSEL


アドルノとクシェネクの往復書簡は1929年から1964年の期間にわたり、ほとんど完全な形で残された。これらは〈新音楽〉の歴史的ドキュメントとして魅力的である。シェーンベルクにつづく次の世代、ストランヴィンスキーやバルトークにつづく世代、そのラジカルな作曲家世代のヒンデミットとならぶクシェネク。フランクフルト学派の著名な哲学者で〈新音楽〉の理論家かつ作曲家(アルバン・ベルクの弟子でもあった)アドルノ。クシェネクはアドルノの哲学的社会的分析に影響され成長した唯一の作曲家であろう。彼らは雑誌「アンブルフ」および「23」の共同編集者だった。この場所は新音楽について論争と成熟が用意されたところであった。二人のアメリカ亡命後の後期の書簡は、亡命インテリゲンチャの人間的記録としてみごとなものの一つである。
クシェネクはアドルノについて、「わが生涯の決定的な期間にわたって道連れとなり、警告してくれたり、刺激してくれた人物」とのべ、その活気あふれる批評、その放射線を浴びると、じぶんなりによしと解釈して確実視していたような視点も、みずから疑問にせざるを得なくなるアドルノの洞察力、言語化の独自性にはいつも感嘆した、といっている。



著訳者略歴

テオドール・W・アドルノ
Theodor W. Adorno

1903年ドイツのフランクフルト・アム・マインに生まれる。同市の大学およびウィーン大学に学び、フランクフルト大学で講義をしていたが、ナチス政権時代イギリスを経てアメリカに亡命。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
エルンスト・クシェネク
Ernst Krenek

ヴィーン生れ。フランツ・シュレーカーに音楽を学び、第一次大戦後の社会で、無調音楽、十二音技法やジャズを取り入れ、現代のめまぐるしさを反映しながら作曲。マーラーの令嬢アンナと結婚(23-25)。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
深田甫
ふかだ・はじめ

1934千葉県生れ。鎌倉市在住。慶應義塾大学経済学部、同大学大学院文学部独文科出。現在慶應義塾大学法学部教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「アドルノ=クシェネク往復書簡」の画像:

アドルノ=クシェネク往復書簡

「アドルノ=クシェネク往復書簡」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/400頁
定価 3,300円(本体3,000円)
ISBN 4-622-00253-1 C0073
1988年9月8日発行
<ただいま品切です>