みすず書房

プラトン

INTRODUCTION A LA LECTURE DE PLATON

判型 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm
頁数 264頁
定価 2,860円 (本体:2,600円)
ISBN 978-4-622-00426-4
Cコード C1010
発行日 1972年2月10日
備考 現在品切
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プラトン

2000年の時を隔てて、プラトンが我々に語りかけるものは何か。本書は、プラトンについてあらゆることを語りはしない。その哲学体系の説明はしない。著者は、直接に読者をプラトンの世界に投げこみ、プラトンと、さらにはソクラテスと読者とを出会わせようとする。彼らの狙い、彼らの関心、とりわけ彼らの哲学的精神に読者を対面させようとする。

本書の第一篇では、『メノン』『プロタゴラス』『テアイテトス』を取上げて、対話篇の精緻で洗練された構成を論じ、ソクラテスが表明することを避けた結論を明らかにする。第二篇では「政治」について焦点があてられ、プラトンの論じた根本的問題が、現代においてもなお恐しいほどの迫真性に満ちていることが強調される。

プラトンを読むための道案内としての本書は、哲学への新鮮な入門書ともなった。

目次

第一篇 対話篇の読み方
 第1章 哲学的対話
 第2章 『メノン』
 第3章 『プロタゴラス』
 第4章 『テアイテトス』
第二篇 政治の考え方
 第5章 政治と哲学
 第6章 完全な国家
 第7章 不完全な国家
 第8章 むすび
訳注
訳者あとがき
索引