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アラブの歴史

THE ARABS IN HISTORY

Forth Edition


アラビア半島の遊牧民社会から、いかにして中世イスラーム帝国の栄華が生れ、滅び、そして現代にいたるか。アラブ世界の歴史的形成を、《イスラーム大百科》の編者、バーナード・ルイスがえがく。
遊牧民の力をよびさましたのは、7世紀の預言者ムハンマドである。クルアーンと剣に象徴されるイスラームの征服活動は、アラブ王国を築き、やがて砂漠の民は地中海をこえ、ヨーロッパにも及ぶコスモポリタンな文明をもつイスラーム帝国を支配する。アルハンブラ宮殿の尖塔の輝きは、彼らの輝きの絶頂でもあった。そしてアラブはヘレニズム文明のヨーロッパ文明への伝達者として、人類史に確固とした位置を占める。
しかし、オスマン・トルコの興隆、ナポレオンのエジプト遠征の時代には、かつての光も失われてしまった。とはいえ、20世紀のアラブの諸現象の起原もまた、その過去のうちにある。アラブ・イスラーム社会は、歴史のさまざまな段階に形成きれた要素により構成されているのである。
アラブとはなにか? 現代の読者のこの問いに、東洋学の遺産と新しい社会史・経済史の成果を結合して答えるユニークな書である。


目次


凡例
日本版への序文
まえがき

序章
1 イスラーム以前のアラビヤ
2 ムハンマドとイスラームの勃興
3 征服の時代
4 アラブ王国
5 イスラーム帝国
6 イスラームの叛逆
7 ヨーロッパにおけるアラブ
8 イスラームの文明
9 アラブ人の凋落
10 西洋の影響

訳者あとがき


著訳者略歴

バーナード・ルイス
Bernard Lewis

1916年ロンドンに生まれる。第二次世界大戦中はカイロその他に勤務し、外務省を経て、1949年よりロンドン大学アジア・アフリカ研究学院中近東部門の歴史担当教授。1974年よりプリンストン大学教授、1986年同名誉教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
林武
はやし・たけし

1930年北海道に生まれる。1958年一橋大学大学院卒業。社会学・社会思想史専攻。1960-62年ベイルート・アメリカ大学客員研究員。アジア経済研究所所員を経て、元大東文化大学教授。2000年歿。

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
山上元孝
やまがみ・もとたか

1930年大阪に生まれる。1953年大阪外国語大学卒業。イギリス文学・文芸思潮専攻。1958-62年在レバノン日本大使館文化担当官。1990年まで旭化成工業勤務。2001年まで常葉学園大学外国語学部教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「アラブの歴史」の画像:

アラブの歴史

「アラブの歴史」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/224頁
定価 3,456円(本体3,200円)
ISBN 4-622-00521-2 C1022
1985年7月5日発行

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