みすず書房

シモーヌ・ヴェーユ伝

L’EXPRERIENCE VECUE DE SIMONE WEIL

判型 四六変型判 タテ188mm×ヨコ131mm
頁数 600頁
定価 5,280円 (本体:4,800円)
ISBN 978-4-622-01151-4
Cコード C0098
発行日 1974年10月 4日
備考 現在品切
オンラインで購入
シモーヌ・ヴェーユ伝

シモーヌ・ヴェーユの思想はすぐれた素質をもつ意識のドラマともいうべきものであり、その発展は驚くべき一貫性を有している。彼女においては思索と実践が分かちがたく結びついた統一体をなしており、内面の発展を理解するためには、その生涯を知ることが不可欠であろう。
最良のシモーヌ・ヴェーユ伝という評価を得た本書は、彼女の思想の独自性に対する深い理解と、未発表書簡、論文、詩、ノート、証言等の綿密な資料蒐集にもとづく叙述によって、読者をヴェーユの生きた真実の姿に対面させようとする。34年の短い生涯において、つねに〈真理への指向〉に裏づけられていた政治的・社会的実践と、魂の遍歴をみごとに浮き彫りにした本書は、彼女の〈生きられた経験〉に共感をもって接近しようとする読者のすべてによって繙かれなければならないだろう。

目次

第1部 子供時代と大学時代 1909年-1931年
第1章 子供時代と青年時代 1909年-1925年
第2章 大学時代 1925年-1931年

第2部 教諭、革命的アナーキストとしてのシモーヌ・ヴェーユ 1931年-1936年
第1章 ル・ピュイ女子高等中学校時代 1931年-1932年
第2章 オセール女子高等中学校時代 1932年-1933年
第3章 ロアンヌとサン=テチエンヌ 1933年-1934年
第4章 工場での1年間 1934年-1935年
第5章 ブルジュ女子高等中学校時代とスペインでの夏季休暇 1935年-1936年

第3部 形而上学的宗教的思索の数年間——魂と肉体の苦悶 1936年-1943年
第1章 政治的苦悩から神の啓示へ 1936年-1938年
第2章 敗北する平和主義 1939年-1940年
第3章 充実した思索の時代 1940年-1943年
第4章 ニューヨーク 1942年6月末-1942年10月10日
第5章 ロンドン、終焉の地