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戦時下抵抗の研究 2<品切>

キリスト教・自由主義者の場合


戦時下抵抗の研究において、さきに刊行した第1巻が、主に結社・集団を対象としたのに対し、第2巻では、個人の抵抗の事例をも豊富にとりあげた。例示すれば、同志社の抵抗、個人キリスト者の抵抗、キリスト教社会事業の論理、「社会信條」の精神にもとづく実践とその崩壊、外交評論家・清沢冽の抵抗、ジャーナリスト・桐生悠々の抵抗、詩人・金子光晴の抵抗、高見順と渋川驍、国文学者の抵抗、等である。
書評から――
荒瀬豊氏(北海道新聞、1968.2.19) いまこそ私たちは読書時間しぼり出しても先人たちの抵抗史から私たちの今日の知恵をきたえ上げねばならない状況にある。ほぼ日中戦争の時期から太平洋戦争にかけての、自由主義者・キリスト者の抵抗のあとを細密に検討したこの書は、1968年に研究者集団がおくり出す最良の学問的成果の第一に位するだろう。
田村紀雄氏(信濃毎日新聞、1969.4.28) この書を読んでいるうちに、抵抗とは、社会に権力者と非権力者、優者と劣者とが存在する限り、後者によってなされるものだということを教えてくれる。……現今の思想家の状況とのかかわりの中にも生きているテーマだと思えるのである。
石場邦夫氏(信徒の友、1969.7) あくまでもみ言葉をもって暗い状況に身をさらそうとしたその姿勢は、日本プロテスタント史の中の数少ない「み国にふさわしい実」のひとつだと思います。とくにぼくと同じ「戦無派」のキリスト者に読んでほしい本です。

[1969年3月初版/1978年9月新装版発行]


目次


各論
同志社の抵抗――神棚事件からチャペル籠城事件まで 高道基
個人キリスト者の抵抗 笠原芳光
キリスト教社会事業の論理――厚生事業体制と「抵抗」の問題 小倉襄二
「社会信条」の精神にもとづく実践とその崩壊 佐々木敏二
外交評論家の抵抗――清沢洌 宮沢正典
ジャーナリストの抵抗――桐生悠々と『他山の石』 太田雅夫
詩人の抵抗――金子光晴 河野仁昭
高見順と渋川驍――太平洋戦争下の二人の文学者 辻橋三郎
国文学者の抵抗――歴史社会学派 平林一
《シンポジウム》戦時下抵抗をめぐって 戦時下抵抗研究グループ
抵抗の問題 追記 和田洋一

あとがき


著訳者略歴

同志社大学人文科学研究所
どうししゃだいがくじんぶんかがくけんきゅうじょ

この本の関連書


「戦時下抵抗の研究 2」の画像:

戦時下抵抗の研究 2

「戦時下抵抗の研究 2」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/496頁
定価 7,020円(本体6,500円)
ISBN 4-622-01253-7 C1021
1978年9月26日発行
<ただいま品切です>