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みごとな生命の連鎖<品切>

THE GREAT CHAIN OF LIFE


コロンビア大学の英文科教授で、演劇批評家としてもその名をはせたクルーチは、50歳を境にその職を辞して、アメリカ南西部ソノラ砂漠に居を定める。大自然の懐に帰った著者は、一人のナチュラリストとして、数々の動植物誌を著わす。これら一連の著作の中でも、ひときわ異彩を放つのが本書『みごとな生命の連鎖』である。
著者は、単細胞生物の活動をいつくしむような目で観察・記述することから始め、次第に「高等な」生物へと「生命の連鎖」をたどる。文学者としての円熟した知性と、生きとし生けるものへの情愛に満ちた観察が、生命のメカニズムへと切り込んでゆく。とりわけ、政党的な生物学への批判を含む「生命の尊重」、進化論への疑義を表明した「ダーウィンはどこまで正しかったのか」の二章は生物学の根底そのものへの大胆な問題提起である。生きることの喜びをせいいっぱいに表現する鳥の歌声について語った「エピローグ」は、連鎖の「最高の」位置を占める人間、内なる自然を圧殺した種そのものへの鋭い洞察に満ちている。
本書は、自然につつまれて動植物の生態を観察し、砂漠の静寂のもとで生命について思索した異色の生物記・生命論である。



著訳者略歴

J・W・クルーチ
Joseph Wood Krutch

1893年テネシー州ノックスヴィルに生れる。1916年コロンビア大学卒業。1924年Ph.D.1924-50年『ネイション』誌専属の劇評家。1937-50年コロンビア大学英文学科教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
太田芳三郎
おおた・よしさぶろう

1918年浜松に生れる。1939年東京高等師範学校卒業。1952年シラキュース大学大学院(M.A.)修了。1966-74年静岡大学教授。1974-83年浜松医科大学教授。現在 東海女子大学教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「みごとな生命の連鎖」の画像:

みごとな生命の連鎖

「みごとな生命の連鎖」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/376頁
定価 2,640円(本体2,400円)
ISBN 4-622-01604-4 C1045
1987年5月28日発行
<ただいま品切です>