「みすず書房」ページ内リンク

  1. 「メインメニュー」へ移動
  2. 「みすず書房の本の検索メニュー」へ移動
  3. 「本文」へ移動
  4. 「サイト利用ガイド」へ移動



意味と無意味<品切>

SEN ET NON-SENSE


1940年、フランスの降伏によって動員解除されたメルロ=ポンティは、カルノー高等中学校の哲学教授となり、『知覚の現象学』の準備をととのえつつ、一方で「社会主義と自由」というレジスタンスのグループに参加する。そこでエコール・ノルマルの上級生であったサルトルと再会、44年9月のパリ解放とともに雑誌「タン・モデルヌ」の刊行が企画される。翌45年の創刊号に編集委員として名を連ねたレーモン・アロン、ミシェル・レーリスらがやがて姿を消し、結局サルトル、ポーヴォワールと著者の三人だけが残るが、この時期メルロ=ポンティは雑誌の実質的な「編集長兼政治指導者」だった、とサルトルは言っている。
ここに収録された1945~47年の論文の多くは、「タン・モデルヌ」に発表されたものであり、戦争の余儘とともに、実存主義運動のさかんな時代の雰囲気が色濃くただよっている。全体は三部に分れ、I作品、II思想、III政治となっている。Iには著名なセザンヌ論、文芸評論、映画論が、IIには「ヘーゲルにおける実存主義」や「人間のうちなる形而上学的なもの」などの哲学論文、IIIには政治時評が収められている。透徹した強靭なまなざしは新しい地平を指向するものであり、きわめて新鮮である。



著訳者略歴

モーリス・メルロ=ポンティ
Maurice Merleau-Ponty

1908年3月14日、フランスに生れる。第一次大戦直前父親を失い、以後パリ、トゥール通りの自宅で、母親や弟妹との親密な家庭に成長する。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
滝浦静雄
たきうら・しずお

1927年岩手県に生れる。1951年東北大学文学部卒業。現在東北大学名誉教授。著書『時間』(岩波新書、1976)『言語と身体』(1978)『ウィトゲンシュタイン』(1983)(以上岩波書店)『道徳の経験』(南窓社、2004)。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
粟津則雄
あわづ・のりお

1927年愛知県に生れる。東京大学文学部仏文学科卒業.現在法政大学名誉教授。いわき市立草野心平記念文学館館長。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
木田元
きだ・げん

1928年山形県に生れる。1953年東北大学文学部卒業。現在中央大学名誉教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
海老坂武
えびさか・たけし

1934年東京都に生れる。仏文学専攻。著書『戦後思想の模索』『雑種文化のアイデンティティ』(以上みすず書房、198l、1986)『フランツ・ファノン』(講談社、1981)ほか。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「意味と無意味」の画像:

意味と無意味

「意味と無意味」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/304頁
定価 4,950円(本体4,500円)
ISBN 4-622-01940-X C3010
1983年1月7日発行
<ただいま品切です>