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物質文明・経済・資本主義 I-2

日常性の構造 2<品切>

LES STRUCTURES DU QUOTIDIEN: LE POSSIBLE ET L’IMPOSSIBLE

CIVILISATION MATERIELLE ET CAPITALISME XVe-XVIIIe SIECLE, tome1


〈小麦や米、食器、病気、飲み物やファッションなどは、これまでの経済史や歴史学では扱われることがあっても、それらを媒介として人間の関係の世界がきめ細かに描かれることはなかった。彼はそうした。我々がふだん慣れすぎて何の疑いも抱いていなかった日常のことがらを、豊富な資料のもとに、みごとに整理していった。しかもたくさんのエピソードによってである。そのために専門家でなくても面白く読める。〉(「日本経済新聞」)
〈なによりも、歴史を部分的な断片においてではなく、その全体からとらえようとする巨匠的な試み、専門分化と細切れ人間への傾きがつよい現代だけに、全体性への志向に共感が拡まるのも、当然といえよう。〉(「聖教新聞」、樺山紘一氏)
〈生態学の成果を歴史叙述にとりこむというのは、たしかにアナル派以前には誰もしなかったことである。人口学や気候学の成果についても同様であって、結局私がこの大著の第一冊でもっとも感心したのは、人口と気候の点から、地球上における民族的「団塊」の棲みわけを観察した巨視的な第一章であった。〉(「朝日ジャーナル」、渡辺京二氏)
〈ここに数多く収録されている興味深い図版や図表は本文中の説明とあわせそれらを見ているだけで教えられることはいちいち例をあげていられぬほどである。〉(「週刊読書人」、杉山光信氏)
〈ブローデルの考察は欧州各国の物質文明の相互比較だけではなく、中国、日本、アラビアにまで比較生活史の範囲は拡がってゆく。その該博な知識と魅力ある論点は話者を把えて放さない。〉(「中央公論」、角山栄氏)



著訳者略歴

フェルナン・ブローデル
Fernand Braudel

1902年フランスのムーズ県に生れる。1923-32年アルジェリアで官立高等中学校の教員をつとめる。1932-35年パリの官立高等中学校に勤務、このころリュシヤン・フェーヴルに出会い、師事する。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
村上光彦
むらかみ・みつひこ

1929年佐世保に生れる。1953年、東京大学文学部仏文学料卒業。現在成蹊大学名誉教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「日常性の構造 2」の画像:

日常性の構造 2

「日常性の構造 2」の書籍情報:

菊判 タテ218mm×ヨコ148mm/384頁
定価 7,560円(本体7,000円)
ISBN 4-622-02052-1 C3330
1985年10月1日発行
<ただいま品切です>