東洋の英知と西欧の心理療法
精神医学者のインド紀行
INDIENFAHRT EINES PSYCHIATERS

判型 | A5判 |
---|---|
頁数 | 224頁 |
定価 | 4,620円 (本体:4,200円) |
ISBN | 978-4-622-02229-9 |
Cコード | C1047 |
発行日 | 1972年8月25日 |
備考 | 現在品切 |

INDIENFAHRT EINES PSYCHIATERS
判型 | A5判 |
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頁数 | 224頁 |
定価 | 4,620円 (本体:4,200円) |
ISBN | 978-4-622-02229-9 |
Cコード | C1047 |
発行日 | 1972年8月25日 |
備考 | 現在品切 |
「患者がひとりの精神科医に常に求める高度の要求および重い負担と、私の心理学的知識および心理療法の臨床の無基盤性との間の耐えがたいディレンマに苦しみながら、私は、インドの人間知が、心理学や精神病理学という我々の若い学問に比して非常に優れていることを忘れなかった。インドのもっとも優れた精神の持ち主たちはすでに何千年も前から、不断の伝承のなかに、人間とその世界の根本的な本質に想いを潜めているからである。」(本文より)
現存在分析論の立場から「西欧の心理療法」を探求してきた精神医学者が、インドを訪れ、「東洋の英知」を語る。インドの哲学、インド人の生活に触れながら、心理療法の限界への答えを思考した。洞察の深い精神医学書。