みすず書房

キルケゴール

美的なものの構築

KIERKEGAARD

判型 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm
頁数 392頁
定価 5,060円 (本体:4,600円)
ISBN 978-4-622-03082-9
Cコード C3010
発行日 1998年5月 8日
備考 現在品切
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キルケゴール

〈ヘーゲルに抗するキルケゴール〉という像を星辰配列によって宥和にもたらす。若き著者の傑作。

目次

I 美的なものの呈示
文学と弁証法的概念/詩人の自負/図解としての文学/「耽美主義」/仮面と方法/多義性/古典主義的内容美学/形式主義
II 内面性の構成
「書物」/客体なき内面性/内在的弁証法/歴史哲学/「情況」/「インテリア」
III 内面性の解明
社会学のために/精神的肉体/神話的内実/弁証法的降神術/憂愁/バロック/美的なものの逆説
IV 実存の概念
現存在と真理/逆説性と両義性/抽象的自己/神話的実存/客観的絶望/実存的弁証法の逆転
V 「領域」の論理ために
実在と体系/領域の根源/「星辰配列」/観念論的および存在論的要素の重層/フモール、偶然、「機縁」/境界石と「飛躍」/領域の弁証法/中断/投影/超越的飛び越え
VI 理性と犠牲
観念論の自己剿滅/神話的犠牲/「グノーシス」/裸形の精神の犠牲という逆説/情熱
VII 美的なものの構築
憂愁の転回/実存の消滅/形象と領域/主観的〈いかに〉と芸術敵視/断片の想像力/憧れの超越

注記

付録1 キルケゴールの愛の理論
付録2 キルケゴールいまひとたび


原著編者解題(ロルフ・ティーデマン)
訳者解説