記号主義
哲学の新たな構想
RECONCEPTIONS IN PJHILOSOPHY & OTHER ARTS & SCIENCES

判型 | 四六判 |
---|---|
頁数 | 312頁 |
定価 | 4,620円 (本体:4,200円) |
ISBN | 978-4-622-03100-0 |
Cコード | C3010 |
発行日 | 2001年10月24日 |
備考 | 現在品切 |

RECONCEPTIONS IN PJHILOSOPHY & OTHER ARTS & SCIENCES
判型 | 四六判 |
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頁数 | 312頁 |
定価 | 4,620円 (本体:4,200円) |
ISBN | 978-4-622-03100-0 |
Cコード | C3010 |
発行日 | 2001年10月24日 |
備考 | 現在品切 |
〈本書は、記号に関する一般理論を主要部門とする哲学を背景にしながら、いくつかの新たな構想を提案し、またその他の多くの新しい構想を検討する。それによって、たとえば藝術と科学、言語的なものと非言語的なもの、感情的なものと認知的なもの——こうした二つのものの間の、踏み越えがたく見える障壁を越えて比較を行えるようになる〉
合理的にみえる科学と非合理的にみえる藝術は対立するのか。言語と、表情・身振り・感情などはどのように関係しているのだろうか。著者は、従来の欧米の哲学思想がひきずってきた種々の二項対立——そこには言語中心主義が歴然としてある——を錯覚だと考え、人間の営為の背後にある記号機能に遡及しつつ、その地点から新たな探究をはじめる。
建築について、テクストについて、作品について、デジタルという概念について、ベラスケスの《侍女たち》の変奏であるピカソの連作について…英米哲学の現在の水準をしめした本書の一章一章は、われわれの発想法そのものを反省させてくれる。