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東南アジア史のなかの近代日本<品切>


近代日本の歩みは東南アジアの歴史に、いかなる意味をもったか。この問いにこたえ、日本と東南アジアの関係を、過去・現在・未来の長い時間軸で捉えようと、専を異にしながら東南アジア研究の最前線にある16氏が一堂に会した。これはその稀なるシンポジウムの記録である。
地域は、タイ、フィリピン、ベトナム、インドネシアの全域にわたり、テーマは、15世紀の交易から、20世紀の民族運動、アジア・太平洋戦争期の日本軍政、そして戦後の賠償、ODA、将来像にまで及ぶ。いずれの報告も、きわめて要点を衝いた的確さとともに、新しい事実の発掘、新しい視点をも含む充実ぶりである。
例えばフィリピンについていえば、マクロにはアメリカと日本という2つの大国に翻弄されたフィリピン、ミクロには雑貨からみた日比関係が捉えられ、そこにすでに「モノ」の関係中心で「ヒト」の関係不在の歴史がある。また、「賠償」については、その「経済協力」との関係、それに対する新聞社説の論調に当時の国民の意識を追い、今日にもきわめて示唆的である。
曲折にとんだ日本・東南アジア関係の歴史的全側面への簡潔な理解と展望を、この1冊の本が与えてくれる。



著訳者略歴

萩原宜之
はぎわら・よしゆき

1925年横浜生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院修了。日本常民文化研究所、東京大学社会科学研究所、アジア経済研究所理事を経て、82年から独協大学法学部教授。専門は東南アジアの比較政治。法学博士。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
後藤乾一
ごとう・けんいち

1943年東京生まれ。65年早稲田大学政経学部卒業。アジア経済研究所入所。73年より早稲田大学社会科学研究所に勤務、81年同教授。専攻は東南アジア近・現代史。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「東南アジア史のなかの近代日本」の画像:

東南アジア史のなかの近代日本

「東南アジア史のなかの近代日本」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/288頁
定価 3,024円(本体2,800円)
ISBN 4-622-03372-0 C1020
1995年7月10日発行
<ただいま品切です>