マックス・ウェーバー講義

歴史主義から歴史社会科学へ

VOM HISTORISMUS ZUR HISTORISCHEN SOZIALWISSENSCHAFT

著者: ピエトロ・ロッシ

訳者: 水沼知一

判型	四六判
定価	4,290円（本体：3,900円）
ISBN	978-4-622-03644-9
Cコード	C3036
発行日	1992年7月24日
備考	現在品切

社会・教育・メディア社会学

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クローチェ、ヘーゲル、マルクスとの秀逸な比較論。方法論と宗教・政治・法の社会学を架橋する。

著訳者略歴

＊ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

ピエトロ・ロッシ

Pietro Rossi

1930イタリア、トリーノに生まれる。トリーノ大学卒業後、1968年より同大学教授、初め哲学史、次いで歴史哲学担当。1985年夏学期にハイデルベルク大学マックス・ウェーバー講座客員教授をつとめる。ディルタイとマックス・ウェーバーの著作の翻訳を監修したほか、次の著作がある。『現代ドイツの歴史主義』（エイナウディ、1956）『文化の概念—人類学の基礎理論』（エイナウディ、1970）『へーゲルにおける世界史と地理史』（サンソニ、1975）ほか。

水沼知一

みずぬま・ともかず

1930年に生まれる。1963年、東京大学大学院社会科学研究科博士課程修了。現在東京都立大学経済学部教授。論文『昭和恐慌』隅谷三喜男編第2章（有斐閣、1973）「M・ヴェーバー『経済と社会』編集史における若干の問題点（1）」（東京都立大学『経済と経済学』46号、1981）。翻訳ユルゲン・コッカ「カール・マルクスとマックス・ウェーバー」（『思想』1976年7、8月）ほか。