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理想の新聞<品切>

THE PRESS


第二次世界大戦前夜の1938年、ファシズムの席巻するヨーロッパで、自由な言論は加速度的に抑圧されていった。ロンドンの『ザ・タイムズ』元編集長はこの年、ジャーナリズム論の古典となる〈新聞論〉を書き下ろす。それもきわめて具体的に、新聞の実像と、新聞経営の実体を。――ジャーナリストと“新聞屋”の違い、部数拡大競争、ほかのメディアとの関係、新聞製作の実際、広告収入をふやす画策、果ては「イギリスの新聞論調を鈍らせたのは広告代理店の圧力だった」とまで。危機感は深刻だった。「言論の自由は、ひとえに新聞の自由にかかっている。そしていま、この自由にたいする脅威は、日増しに増大している」
あれから60年、ニューメディアの時代になって、新聞のかかえる問題は変質したのだろうか。むしろ未解決のまま、さらに複雑になっただけではないのか。
いま、原点に戻って〈新聞〉を問いなそうと、名著がはじめて邦訳された。


目次


まえがき
新聞とその自由について 解説的考察
第1章 自由の価値
第2章 新聞と国家
第3章 新聞の経理
第4章 新聞の進化
第5章 活字の意味
第6章 部数と広告
第7章 「商業ジャーナリズム」
第8章 新聞と法律
第9章 ニュース取材
第10章 放送と新聞
第11章 新聞社内で
第12章 理想の新聞
補遺……1938年10月14日

 付録 ウィッカム・スティードという人物
      1956年1月14日付『ザ・タイムズ』で掲載された追悼評伝
 解説と訳者あとがき
 索引


著訳者略歴

ヘンリー・W・スティード
Henry Wickham Steed

イングランド・サフォークのロング・メルフォードに生まれる。ソルボンヌ(パリ大学)卒業。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
浅井泰範
あさい・やすのり

1935年名古屋市に生まれる。1959年名古屋大学法学部卒業。同年、朝日新聞社に入社。ヨーロッパ総局長(ロンドン)、外報部長、東京本社編集局次長、国際本部長、国際担当取締役を歴任し、1998年退社。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「理想の新聞」の画像:

理想の新聞

「理想の新聞」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/352頁
定価 2,970円(本体2,700円)
ISBN 4-622-03664-9 C1036
1998年5月25日発行
<ただいま品切です>