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マリー・キュリー 2<品切>

MARIE CURIE

A LIFE


「わたしは……マリー・キュリーの物語のまわりにはりめぐらされた何層にもなる神話と理想化の幕をはぎとりたかった。……彼女が人間的であったと同時に英雄的であったことをあきらかにするものは、まさに彼女が陥った苦境を示す証拠と、彼女もまたもろい人間だったという証拠なのである」(まえがき)。

最愛の夫、最高の共同研究者だったピエールを失って悲しみに沈むマリーが、ある晩、突然若やいで現われる。かすかな春の気配のように。しかし、あとには厳しい試練が待ち受けていた。フランス科学アカデミーからの拒絶、さらに同僚の科学者ポール・ランジュヴァンとの恋愛スキャンダル。二度目のノーベル賞さえも、マリーの断固たる姿勢がなければ受賞は危うかった。それでも、マリーは不死鳥のように蘇る。

マリーの業績ほどには知られないその敗北と屈辱をとらえ、科学者としての偉大さが献身的努力によりも、放射能は元素固有の「原子的性質」であると確信した鋭い洞察にあることを示し、「マリー・キュリー神話」の創出を追いつつ感動的なラストシーンまで、クインの筆は一気に進められる。


目次


12 愛の錬金術
13 拒絶
14 スキャンダル
15 再起
16 フランスのために
17 アメリカ
18 たくさんの絆
19 遺産
訳者あとがき
原注
参考文献
索引


著訳者略歴

スーザン・クイン
Susan Quinn

著述家として30年の実績をもつ。最初は日刊紙The News Heraldの記者として出発。1973年、ブロードウェイ演劇の制作過程をヤングアダルト向けに解説したOn Stage: The Making of a Broadway Playを出版。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
田中京子
たなか・きょうこ

1948年東京に生まれる。津田塾大学学芸学部英文学科卒業。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

ラジウム研究所の日本人研究者・山田延男博士

『マリー・キュリー』2の686-687ページに登場する、帰国後まもなく放射線障害で夭折した「日本の化学者ノブ・ヤマダ」は、山田延男博士(1896-1927)です。 ...続きを読む »

この本の関連書


「マリー・キュリー 2」の画像:

マリー・キュリー 2

「マリー・キュリー 2」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/416頁
定価 5,724円(本体5,300円)
ISBN 4-622-03671-1 C1023
1999年11月25日発行
<ただいま品切です>