「みすず書房」ページ内リンク

  1. 「メインメニュー」へ移動
  2. 「みすず書房の本の検索メニュー」へ移動
  3. 「本文」へ移動
  4. 「サイト利用ガイド」へ移動



近代イギリス政治家列伝<品切>

かれらは我らの同時代人

著者
塚田富治

〈本書は政治家たちがもっとも輝いていた時代の政治空間を舞台として、政治家の活動の軌跡を追うことで、政治の本来の姿をもう一度浮き彫りにすることを目指す。舞台は近代国家が建設され、議会を中心的な担い手とする国民国家へと転換しつつあった時代のイギリス。その舞台に登場するのは建国の大政治家の背中を見ながら育った二世政治家、華麗な容姿とパフォーマンスを武器に権力の中枢にまで昇りつめた寵臣、大学学長から政治家に転身した学者政治家、人生のすべてを議会活動に捧げた議会人、武力によって理想の実現を目指した軍人政治家、そして創造的な妥協によって内戦を収拾した政治家など、現代の政治世界にもよく見られるような多彩な政治家たちである〉

政治的力量とは、リーダーシップとは何か。マキアヴェッリの知恵を借りながら、近代の政治家の範型ともいえる16-17世紀イギリスの6人の政治家の列伝を通して、現代という老いた時代を支える政治的賢慮のあり方を考える。


目次


プロローグ――政治家伝は最良の政治学のテクスト
良質の伝記とは/伝記を支える政治哲学/自由の哲学者マキアヴェッリ/暴力装置が見えない舞台/教会・宮廷・議会

第1章 二世政治家の功績と限界――ソールズベリィ伯ロバート・セシル
二世政治家の誕生/政治家見習い/二〇代にして大臣?/政敵との抗争/セシル最大の政治的偉業/平穏に迎えられたXデー/二人の国王に仕える政治家/国民との契約による財政改革とその挫折/二世政治家の功績と限界

第2章 史上最低の政治家――バッキンガム公ジョージ・ヴィリヤーズ
美貌の寵臣/ ベイコンの政治指南――イギリスの政治システムとは/法の支配の確立/政治家が取り組む課題/経済発展と財政危機の克服/身内びいきと派閥の形成/素人外交/迷走する外交と議会の離反/国教の革新/バッキンガムの弾劾/権力への執着とバッキンガムの末路/国民にとってもっとも有害な政治家とは

第3章 権力を手にした学長――ウィリアム・ロード
ガウンへの道/より高い地位を求めて/聖なる秩序の回復/大学の改革


著訳者略歴

塚田富治
つかだ・とみはる

1946年に生まれる。早稲田大学卒業、東京都立大学大学院博士課程中退。法学博士。現在一橋大学大学院言語社会研究科教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「近代イギリス政治家列伝」の画像:

近代イギリス政治家列伝

「近代イギリス政治家列伝」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/240頁
定価 2,700円(本体2,500円)
ISBN 4-622-03675-4 C1031
2001年4月5日発行
<ただいま品切です>