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近代中国通貨統一史<品切>

15年戦争期における通貨闘争

著者
岩武照彦

戦争では武力による戦闘の陰で、通貨の闘いもまた激烈を極めた。15年戦争期の中国においても、国民政府の通貨=法弊を中心に、日本側の軍票・聯銀券・満銀券・儲備銀行券、そして共産政権の抗日根拠地のソビエト貨幣の間で三つ巴の抗争が展開した。法弊が英・米両国の経済援助を受けている間は、日本円対ドル・ポンドの対立の観も呈した。しかし敗戦とともに日経通貨は崩壊し、法弊に吸収され、中華人民共和国が成立して、法弊も人民弊に最終的に統一される。1955年の価値改訂によって、人民弊の安定工作も達成された。
本書は、この近代中国の通貨統一の過程を、膨大な新聞・雑誌等の逐次刊行物の記事、外交・金融関係の未公刊文書に克明に追う。通貨制度・通貨政策の展開、通貨価値の推移が明らかにされるとともに、通貨闘争の叙述を通して、近代日本の東アジアにおける軍事的植民地建設の営為も鮮明に示されるであろう。



著訳者略歴

岩武照彦
いわたけ・てるひこ

1911年山口県に生れる。1934年東京帝国大学法学部卒業、旧商工省に入省。以後、企画院・軍需省・経済安定本部・通商産業省に勤務。1959年退官して(株)神戸製鋼所に入社、常務・専務を歴任。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

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「近代中国通貨統一史」の画像:

近代中国通貨統一史

「近代中国通貨統一史」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/1184頁
定価 10,800円(本体10,000円)
ISBN 4-622-03783-1 C3033
1990年10月19日発行
<ただいま品切です>