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目に見えない危険<品切>

暮らしの中に溢れる化学物質


「人間は管のごときものであり、その中を時代が通過してゆく。その時代の含む毒素は、50年、60年生きて管のどこかに病気という痕跡を留める」(「搾取異聞」)。
「君、どうなんです? 人類は滅亡するんですか」――或る日、埴谷雄高は著者にこう問うたが、本書はこの質問に対する一つの応答である。著者は、現代の日常の暮らしの中に溢れている、医薬をはじめとする多様な化学物質を具体的にとりあげ、その実態と危険性をつぶさに検証してゆく。癌と新薬のからくり、自動車産業における公害と環境問題、狂牛病と現代の畜産業界、ドリーの見た未来、密室中の動物実験と臨床試験など、われわれを取り巻く〈目に見えない危険〉の恐るべき実態が明らかにされる。現代における科学と科学研究の在り方を問いつつ、地球に溜まった科学文明の負の要素を摘発した本書は、人類存亡の危殿を日常生活から改めて考え直し、危機を回避するために必読の一冊である。



著訳者略歴

河野修一郎
こうの・しゅういちろう

1945年8月、長崎県佐世保市に生まれる。鹿児島大学工学部応用化学科卒。学生時代から詩作を始め、71年、「探照燈」で文學界新人賞を受賞。この頃、諌早在住の野呂邦暢に会う。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「目に見えない危険」の画像:

目に見えない危険

「目に見えない危険」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/232頁
定価 2,750円(本体2,500円)
ISBN 4-622-03959-1 C0040
1997年10月20日発行
<ただいま品切です>