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暗き天才 メイエルホリト<品切>


〈メイエルホリトは未来の諸劇場を植え付けた。未来は彼に酬いるであろう〉
(ワフタンゴフ)

20世紀初頭から30年代にかけては、彼のひとつひとつの演出が新しい演劇であった。ブローク『見世物小屋』、マヤコフスキ『ミステリヤ・ブッフ』、クロムランク『堂堂たるコキュ』、オストロフスキー『森林』等々の舞台に、また「ビオメハニカ」という新しい演技の原理に、彼は現代演劇の基本的構図を大胆に画いていった。彼は常に、ロシア・アヴァンギャルドの第一線にあった。しかし、1939年、その姿も粛清の嵐に消えた。「フォルマリズムを狩り出しつつ、諸君は芸術を滅ぼしてしまったのだ!」という言葉を最後に。――そして、彼の遺産は、エイゼンシテイン、ブレヒト、ピーター・ブルックへと継承されていく。

劇場のオーケストラ席からモスクワ演劇の全盛期を見たエラーギンにして初めて描きえた、創造の悲劇を自らの内に宿す「暗き天才」の像。本書は、演劇の永久革命者であり、20世紀最もラディカルであったひとりの演劇人の、悲劇的運命について語る。



著訳者略歴

Ю・エラーギン
Ю. Б. Елагин

モスクワに生れる。1930年より第ニモスクワ芸術座、翌年よりワフタンゴフ劇場のオーケストラでヴァイオリンを弾き、のち次席コンサートマスターとなる。音楽と同時に演劇に熱中。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
青山太郎
あおやま・たろう

1938年東京に生れる。早稲田大学文学部ロシア文学科卒業。同大学院修士課程修了。現在九州大学言語文化部教授。著書『ニコライ・ゴーゴリ』(河出書房新社、1986)。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


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暗き天才 メイエルホリト

「暗き天才 メイエルホリト」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/488頁
定価 4,950円(本体4,500円)
ISBN 4-622-04241-X C1074
1992年5月21日発行
<ただいま品切です>