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水の音楽

オンディーヌとメリザンド




ラヴェルの『夜のガスパール』から第一曲「オンディーヌ」を弾き終わったとたんに、先生から「もっと濃艶に歌って弾くように」と注意された。でも、この曲を高踏的に、人に媚びず、自身の美しさで聴くひとを惹きつけずにはおかないように弾いてみたい。あたかもドビュッシーの『ペレアスとメリザンド』のヒロインのように。
「この世にことさら男を誘う女と誘わない女の二種類がいるとすれば、明らかにオンディーヌは前者であり、メリザンドは後者である。(…)水の精とはどういうものなのか、オンディーヌはその中でどの部類に属するのか、音楽は彼女たちとどうかかわっているのか、ドラマ『ペレアスとメリザンド』は水の精の物語とどのようなつながりがあるのか。」(プロローグより)
この主題をめぐる逍遥はギリシャから中世をへて19世紀末にいたる。水のイメージと「ファム・ファタル(宿命の女)」の観念が結びついたとき、絵画、文学、音楽で続々とあらわれるヒロインたち。それを語る著者の筆致は颯爽として才気あふれる。



著訳者略歴

青柳いづみこ
あおやぎ・いづみこ

ピアニスト、ドビュッシー研究家。現在、大阪音楽大学教授。フランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。東京芸術大学大学院博士課程修了。安川加壽子、ピエール・バルビゼの両氏に師事。1980年東京デビュー。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

著者からひとこと

書籍版とCD版「水の音楽」の同時発売。音楽界と出版界の温度差や、男女の性差など、いろいろな意味で反応の違いを実感したプロジェクトだった。

記念コンサートでは、インタビューの機会も沢山あった。 ...続きを読む »

この本の関連書


「水の音楽」の画像:

水の音楽

「水の音楽」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/264頁
定価 3,300円(本体3,000円)
ISBN 4-622-04267-3 C1073
2001年9月21日発行

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