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グレン・グールド書簡集

THE GLENN GOULD LETTERS


1982年にグレン・グールドが没してから、数多くの書物が出版され、無数の記事や論文が活字となり、ラジオ・テレビ番組も放送・放映されてきた。さらには小説にも登場し、カナダはもちろんヨーロッパ、日本でもグールド回顧展が行なわれた。この現象が示すのは、これまでの音楽ファンのみならず新しい世代においても高まり続ける、グールドの生涯と業績に対する関心である。

電気的な訪問とも呼ぶべき電話とならんで、グールドは口述筆記による書簡を多くの相手に出した。カナダ国立図書館グールド・アーカイヴに収められた2030通から注意深く選ばれた232通は、各国語版中最多であり、編者・訳者による註・年譜・索引とともに「グールド的世界」(グールディアーナ)にとってきわめて意義深い資料、小辞典となっている。

グールドはマクルーハンについて「彼は相変わらず興味をかきたてる、注目すべき人物なのです」と書いた。21世紀を迎えつつある今日、これはグールド自身についても言えることだろう。ここに収められた一連の書簡が描く、その多面的な実像はこの類い稀なる音楽家、メディア・アーティスト、思想家、複雑な一個の人格への理解を深めたい人々の興味をそそるであろう。



著訳者略歴

グレン・グールド
Glenn Gould

1932年トロント生まれ。ピアニスト。幼少より音楽的才能を発揮し、トロント音楽院に学ぶ。作曲を志すが、ピアニストとして十代よりカナダで認められ、1955年、22歳で米国デビュー。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
ジョン・P・L・ロバーツ
John P. L. Roberts

1930年シドニー生まれ。同地の音楽院でピアノを学ぷ。55年カナダに渡り、CBCウィニぺグの音楽プロデューサーとなる。57年CBCトロントに移り、ラジオ番組を担当。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
ギレーヌ・ゲルタン
Ghyslaine Guertin

1941年モントリオール生まれ。名はジスレーヌとも。83年、グールド研究により博士号取得(モントリオール大学)。エドゥアール・モンプティ大学教授・モントリオール大学音楽学部助教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
宮澤淳一
みやざわ・じゅんいち

1963年群馬県生まれ。青山学院大学国際政治経済学部・早稲田大学第一文学部露文卒業。早稲田大学大学院文学研究科修士・博士課程。同大学助手を経て、現在、早稲田大学・法政大学・慶應義塾大学講師。

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

訳者からひとこと

この2007年はグレン・グールドの「生誕75年+没後25年」である。
グールドをめぐる催しが今年は世界各地であるが、その最大のものは母国カナダの文明博物館(オタワ=ガティノー)で9月末より始まる特別展「グレン・グールド展――天才の響き」であろう。 ...続きを読む »

この本の関連書


「グレン・グールド書簡集」の画像:

グレン・グールド書簡集

「グレン・グールド書簡集」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/648頁
定価 7,344円(本体6,800円)
ISBN 4-622-04419-6 C1073
1999年3月10日発行

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